車をカスタムするということ
車に特にこだわりのない人は、市販されているいわゆる「量販車」を、そのまま使用するというケースがほとんどだと思います。
しかし、車にこだわりのある人の場合は、外装や内装のパーツを交換して「自分好みの車」に仕上げるカスタムをすることがあるようです。
中でも、ジムニーやジープ、ハイエースなどの車種はこだわりを持つ人が多く、カスタムカーを愛車とする人がたくさんいます。
また、自分であれこれパーツを交換するのはちょっと難しそう、という人の場合は、自動車メーカーの方ですでに「カスタム」と呼ばれるグレードが用意されている場合もあります。
この場合、各車種のコンセプトは崩さない程度にメーカー側でカスタムを行うので、自分でカスタマイズするよりは緩やかな(?)カスタマイズとなっています。
ジムニーカスタムはまずタイヤから
小型の4WD車として絶大な人気を誇るスズキのジムニーは、カスタマイズに利用できるパーツも多く販売されています。
自分好みのカスタムカーを作りやすい車種といえるでしょう。
たとえば、ジムニーカスタムで定番と言われるのが、タイヤ交換です。古いモデルのジムニーは、いかにリフトアップを行うかがカスタマイズのポイントでもありました。
現行モデルのジムニーの場合は、もともとついている純正サスペンションの完成度が高いことや、あまり大胆にリフトアップしてしまうと見た目のバランスが崩れてしまうことなどから、タイヤ交換などの控えめなカスタマイズが主流となっています。
ジムニー純正タイヤのサイズは175/80R16というサイズですが、これを225/75R16前後のタイヤに変えると、ジムニーのワイルド感が増し、見た目だけでなくオフロードでの性能もアップさせることができるのです。
ただし、ジムニーカスタムでタイヤのサイズを大きくしすぎると、タイヤがフロントバンパーにあたってさらなる改造が必要になってしまいます。
そのため、ジムニーカスタムでタイヤ交換をする場合には、サイズアップのバランスをよく確認してタイヤ選びをする必要があります。