車を特定する番号
車両登録番号、というとちょっと難しい感じを受ける人が多いかもしれませんが、車のナンバーといえば身近な感じがするでしょうか。
車を所有していれば、自分の車の登録番号くらいは覚えているという人も多いでしょう。
車両登録番号、すなわち車のナンバーは、車検証にもしっかりと記載されていますが、車の前後につけられているナンバープレートをみればすぐに確認することができます。
車両登録番号は、その車を特定するために必要な番号となっており、車を運行する際には必ずナンバープレートとして決められた位置に表示することが義務付けられています。
車両登録番号には地名、分類番号、ひらがな、1~4桁の番号がつけられ、ナンバープレートには「品川500/あ12-34」というような具合に記載されます。
希望番号もつけられる
このうち、1~4桁の番号については自動車の登録を行う際に希望を出すことができるので、人によっては好みの数字を選んでつけている場合もあります。
車両登録番号に希望の番号をつけたい場合には、車両の購入時にディーラーなどで手続き(登録代行)をしてもらうことができますが、その場合は別途手数料がかかります。最近は、インターネットなどを使って自分で申請をすることもできます。
ナンバープレートの受け取りは、運輸支局や自動車検査登録事務所、軽自動車検査協会などで行います。
ちなみに、特に人気が高い希望番号の場合、毎週日曜日までに受け付けた申し込みに対し、コンピュータで抽選を行っています。
抽選対象となる希望番号は、地域によっても異なりますが「1」や「777」、「11-11」など縁起がよかったり語呂が良いようなものは人気となっています。
また、それ以外の一般希望番号であっても、その番号がすべて払い出されてしまっている場合は取得ができません。
ほとんどの番号はまだ取得できる状態ですが、取得できない番号については、希望番号申し込みサービスのホームページなどで確認することができます。